森のようちえん きらめき お散歩会 3月29日
今回もお天気に恵まれ、暖かい春の日でした。
子ども18名という大人数で、
初参加のお友だちもたくさん加わって元気に始まりました。
いつものようにろうそくを灯し
朝の会です。
朝の会を終えて、さっそく歌の時間です。
何が始まるのか、期待に満ちる子どもたち。
熱視線
野外で、生演奏、生歌は贅沢な時間です。
お母さんの膝の上で
野外で聞く音楽は子どもたちの耳にどう届いたでしょうか。
最後は「さんぽ」の歌で元気に締めくくって
お散歩に出発!
今日は小学生のお兄ちゃんも来てくれていました。
草むらでM君が見つけてきたのは
なんとトカゲでした!
みんな寄ってきて見せて見せて。
お母さんが
「小さい子たちに見せてあげて、教えてあげてね」と
声をかけていたのが印象的でした。
小さい子たちから見れば、
小学生のお兄ちゃんは
何でもできてかっこいい存在。
親から教わるよりも
お兄ちゃんから教わる方がきっと面白くて
吸収も良いと思います。
大きい子から小さい子へ
虫の取り方や遊び方、
何でも知っていることを教えてあげる。
地域の触れ合いが少なくなっている今、
そんな自然な行為自体が少なくなっています。
それが、今ここにはあるんだな
と思うと嬉しくなりました。
お兄ちゃん先生ですね。
お兄ちゃん先生は本当にすごくて
私もトカゲを触らせてもらい、
植物の名前を教えてもらいました。
これからもご指導してもらいたい。
道にたんぽぽがたくさん咲いていたので
みんな立ち止まって、お花摘みが始まりました。
H君はたんぽぽをつんつん
T君の耳にはお花が飾られていました
N君も好きに散策中
お母さんたちが子どもたちに
自然について教えてあげようとする姿勢が良いなと思います。
ここにたんぽぽが咲いているねという声かけや
前に来た時よりもたくさん咲いているねという発見。
お母さんたちの自然に対する感度の高さが
子どもたちに自然と接する
面白みを伝えていると思います。
いっぱい集めたね
素晴らしい棒を発見。いい顔!
棒を掲げて、こっちもとっても良い表情
桜の下でお弁当を食べた後
さっそく遊び始める子どもたち。
M君が率先してこえて行った柵を
続いて降りていく。
お兄ちゃんたちの遊びを見て
あ、こんなところでも遊べるんだという発見。
人の遊びをじっと観察。
こうして遊びは広がっていく。
みんなシートの下は大好き
自分で捕まえたてんとう虫を見せてくれるT君
じっとみつめるKちゃん
小学生のお兄ちゃんから、5歳のT君、T君から2歳のKちゃんへ
「小さい子に見せてあげて、教えてあげてね」
先ほどのお母さんの言葉が聞こえてくるようです。
また少し歩いて
ふわふわなたんぽぽをふーってして
今日の終着地点、噴水に到着。
故障中だった噴水が直っていて
綺麗な水が流れていました。さっそく水に入る子が続出。
冷たい!良い気持ち!
じゃぶじゃぶ水の感覚が最高
笑顔が良い
あっち行ってこっち行って
水遊びは子どもたちを引きつけてしょうがないですね。
服が濡れた!と泣き出す子も多数でしたが
そんな経験も積んでこそ、覚えていくものです。
何を見せてあげていたのかな?
M君は葉っぱで船作り。
お兄ちゃんの遊びは参考になることがたくさん。
お兄ちゃん先生!勉強になります!
この二人は手を繋いでにこにこしてました
水と棒と、友だち。最高の組み合わせですね
H君のたくましい表情。
H君は今回めざましい成長を見せてくれていました。
歩くことに慣れてきて、スピードも上がって
活動範囲がぐっと広がって、色々なものに興味を示し、
チャレンジしていました。
子どもの成長を発見することができると
とっても嬉しくなります。
親は毎日一緒にいるので
自分の子どもの成長には鈍くなりがちです。
でも、人の子どもに対しては
あんなことができるようになった
こんなことができるようになったと
気づく機会が多いような気がします。
人の子どもはシンプルな視点で
見ることができるからかもしれません。
自分の子どもにも、ふと立ち止まって
そういえばあんなこともできるようになったんだなと
小さな成長を発見できる時間が持てると素敵ですね。
終わりの会は水遊びでテンションが上がっていて
集まることができないお友だちもいました。
集まることも、少しずつできるようになると
いいなと思っているので、急ぎません。
絵本はこちら。
絵が綺麗で、優しい言葉が詰まった一冊です。
きらめきのお散歩会では
子どもたちのきらきらな笑顔や
発見や驚きがいつもたくさんあって
私自身がとても楽しんでいます。
今回もありがとうございました。
良ければ、また
きらめきに遊びに来てくださいね!