森のようちえん きらめき お散歩会 4月19日
今回も晴れに恵まれて、開催できました。今回はR君のお母さんがみんなに読んであげたい絵本があると連絡してくれて、絵本を読んでくれました。
お母さんが「自然の中で良い気持ちをいっぱい感じてね」と声をかけてくれてお散歩は始まりました。参加しているお母さんが受身ではなくて「子どもたちのためにこんなことをしてあげたい!」という行動を起こしてくれるのはすごく嬉しいです。子どものために行動を起こすお母さんのパワーはすごいものがあります。また、こんな本を読んであげたいという方がいらっしゃったら、お声かけて下さい。
今日はこの水路をずっと上まで登って行くとどうなるのか探検してみよう!水路を歩けるように、子どもたちには長靴をはいてきてもらいました。水に濡れるかもしれないという予想をして濡れても良い準備をしておきます。心構えをして、環境を整えておくことで子どもたちにダメという機会を減らすことができます。すると、子どもたちはニコニコと笑顔で遊び始めます。
パチャパチャと音を楽しみます
Mちゃんは水路より切り株を発見してご満悦。
水の感触がわかるかな?
水路をずっと登っていく予定でしたが、途中で見つけた山に登ることになりました。そのとき進みたい場所があるよね。大人の予定通りにはいかないものです。
そのとき、私の長男が気分が乗らないのか、もう帰りたいとグズグズ言っていました。私は皆で遊ぼうよと声をかけていましたが、なかなか立ち直れずにいました。私もイライラしてきて、どうしようかなと困っていました。
すると、R君が自分の持っていた棒を一本、長男にくれました。長男は喜んでコロっと気分が変わり、遊び始めました。お友だちの存在は偉大です。友だち同士の関わりは子どもを育てるのだなと改めて感じました。ありがとう、R君。
立ち直った長男は木の裏にいた大量のダンゴムシを発見。
車のいないだだっ広い駐車場に到着。走り出すSちゃん
二刀流のK君。ワイルド
子どもは何もない広い場所に行くと、人とくっついて遊び始めるのかもしれないなと思いました。何もなくても、遊んでるその姿がとっても好きです。
Mちゃんもお母さんとひっつき遊び
駐車場に張ってある紐をひっぱり始める。うんとこしょ!どっこいしょ!
(注意*紐は最初から抜けてました)
Sちゃんの視界には何が見えているのかな?
石を握りしめて、良い笑顔
何もない駐車場で遊んだ後、ご飯を食べる場所を探すぞ!と移動開始。来た道を戻るのもつまらないので、水路を横断することに。
このような急な斜面でしたが、みんなで協力して登りました。自分の子以外も積極的に手伝ってあげるお母さん方の姿が素敵でした。子どもはきっと人を助けるお母さんの姿を見ていると思います。
駐車場から一変、木の繁る道を歩きます。「お弁当食べる場所探してー!」と声をかけながらしばらく行くと開けた場所を発見。途中、道を変更したおかげで水路を横断する大冒険になりましたが、素敵な森の広場にたどり着くことができました。結果オーライ!緑の中でお弁当を食べた後、子どもたちは早速散策にでかけます。
水路の始まりを発見。水が溜まって、泥水でしたが子どもたちは気にせず遊び始めました。
木と戯れる
待て待てー!
Iちゃんは木の棒を持ちながら、お母さんに一生懸命話しかけています
R君の持つ棒はどんどん進化している
ついに裸足で
Rちゃんはズボン2本目を順調にドロドロにしました
K君はタンポポの茎を裂いて、玉ねぎだよーと見せてくれます
お母さんの膝の上は最高
Sちゃんがおもむろに石垣を登り始めたときはびっくりしました
水辺に子ども、裸足はとっても気持ちいい
Yちゃんは最初から最後まで笑顔満載でした。お母さんの笑顔もとっても印象的でした。お母さんのリラックスした気持ちがYちゃんにも伝わるのでしょうね。
外にいると子どもはとっても活動的になるので、親に対する要求はいつもの半分以下になります。子どもとうまくいかないなと思ったときは外に連れ出すのが効果的です。家の中から外へと場面転換するとぐずぐずしていた子どもが切り替わるきっかけにもなります。そして親も気分転換になって、子どもは遊んで疲れるので良いことずくめです。外遊びは親子の関係をスムーズにする力があります。特に友だちと一緒だといつもよりずっとたくさん遊べます。お散歩会ではお母さん同士の朗らかな会話も楽しみの一つです。子どもは楽しそうで、お母さんたちは話に花が咲いて。今回も充実した楽しいお散歩でした。
また、きらめきに遊びに来て下さいね。