堺自然ふれあいの森イベント 20160507
こんばんは。先週初めて行った堺自然ふれあいの森でのお散歩会の活動報告です。お天気は雨上がりの曇りでした。湿気の多い日だったので、かたつむりやカエルに会えるかなと期待して出発しました。
沼の上で静かにカエルの声に耳を澄ませています。聞こえる聞こえる!と子どもたちから報告がありました。自然の中で聞こえる音に耳を傾けた経験のない子どもたちの中には、そのような自然の音が聞こえないということがあるそうです。
ウグイスの声も聞こえたので、レンジャーのさんこさんがウグイスの等身大のお人形を見せてくれました。感触はふわふわで、驚くほど軽かったです。
触って
軽さを実感して。
いつも元気なKちゃんは森が暗くて怖いと歩くのを嫌がっていました。怖くて嫌だという感覚も正しいと思います。私の長男も嫌がっていました。自然の中に身を置いてみることで得た感覚なので、これもまた五感の学びのひとつですね。
移動中。小学1年生のお姉ちゃんの手は頼もしい。
原っぱに到着。各自自由に散策。
へびイチゴをひたすら集めて
ちょうちょを手にとまらせて
大きな棒を見つけて
あれは何かな
見てみて
これは何かな
何を見つけたの?一見何もないような原っぱにも、興味を持ってじっくり見てみれば色々な生き物が隠れています。自然には不思議がいっぱい。あれは何だろう?子どもたちの素直な疑問を育てていけるといいなと思います。
見てみてー!ミミズがいるよー!群がる子どもたち
最初は怖がっていた子どもたちも、うにょうにょっと動くその姿を見て歓声が上がります
「これ何ていう花か聞いてくるわ」と自分から質問にいくMちゃん
お母さんはNちゃんに見つけた自然のことを優しく語りかけます。
切り株に座って見つめ合うお二人。何を語り合ったのかな?
指輪を作ってあげようとしています。年の違うお友だちと触れ合うことは、良い刺激になります。年の大きい子は小さい子への配慮を。年の小さい子は大きい子の遊びを真似て学びます。
かたつむりがさんこさんの背中を歩いているよーと触れ合い遊び
お昼を挟んで、今度は木道へ。
雨上がりで湿っていたので、転けてしまったK君。汚れた手を見せて訴えかけています
いたよ!
期待していたかたつむりにも会えました
木道にはドングリも落ちていて、ドングリについてお話。大人も積極的に質問してお話を聞いていました。
木道の奥で終わりの会をしました。「もりのうた」という文字のない本を読みましたが、みんな一生懸命見てくれて、木々の移り変わりや、動物の変化をしっかり読み取っていました。
今回は初めてのイベントだったので、あまり移動はせずにゆったりと過ごしました。慣れてきたら、山の中にも入っていきたいと思います。いろいろな生き物と触れ合うことができて、ゆっくりとした楽しい時間でした。
参加して頂いた方からは、森といういつもとは違う環境で遊ぶ経験ができて良かったと感想を頂きました。整備された公園とは違った雰囲気の場所なので、子どもたちもいろいろな顔を見せてくれます。怖がって嫌がったり、生き物の姿に興奮したり、お母さんに「虫触ることができた!」と喜んで報告している姿もありました。そんな姿を見た保護者の方にも喜んでいただけたようで嬉しいです。
今後も月に一度、土曜日に開催していきたいと思います。土曜日なので、お友だちも誘って来ていただけると賑やかになって嬉しいです。
よければまた、きらめきに遊びにきてくださいね。