堺自然ふれあいの森イベント 20160618
こんばんは。堺ふれあいの森のイベントでの活動報告です。土曜日の活動は2回目で、リピートで来てくれた方もたくさんいて、すごく嬉しかったです。
出発前に珍しい種類のテントウムシを発見。みんなで観察。
さんこさんが早速図鑑を開いて、どのテントウムシか教えてくれます。生き物に詳しいレンジャーさんこさんの存在が光ります。
今回は初めて森の中のルートを散策しました。本格的な森の中を歩くのは非日常の体験なので、みんなゆっくりと足を踏み入れます。
森を歩いていると、子どもたちは色々なものを発見します。S君は好きなものを袋に集めていたようです。見つけたものはお友だちにも紹介。
こっちは何かな?
お父さんは大きな大きなキノコを発見!
時には木と戦いながら進みます
1歳のYちゃんは森の中が楽しいようで、しっかりと一人で歩いていました。
目的地であるヤマモモ広場到着。お昼を挟んで、ヤマモモ広場を散策します。
笹をひっぱるぞ。うんとこしょ!!でも、全然抜けません。笹ってすごい。
葉っぱの匂いを嗅いでみる。これ、りんごの匂いがする!というので私も嗅いでみましたが、私にはわかりませんでした。しばらくすると、ぶどうの匂いがする!と言っていました。
待て待てー!
木に登ってみました!
よいしょ
やったー!!大喜び
転んで、手が汚れて、あーーと嘆く次男
転んでも動じないMちゃん
さんこさんがヤマモモの実が食べられることを教えてくれました
おそるおそる食べてみる。どんな味?
甘酸っぱい味でした。外に落ちているものを食べるということは日常ではほぼしない行為ですよね。抵抗があります。でも、私たちは土からできたものを日々食べているはずです。そんな実感がほとんどない日常です。外に生っているものを採って食べるという経験は自分が自然とつながっていると感じるために必要な経験です。この味が気に入ったのか、何回も取りに行って食べている子もいました。
秘密基地に見立てて、テントを張ってみました。みんな何も言わなくても靴を脱いでくれることに感動しました。
テントの中で跳ね回って、テントを倒そうとする遊びが大流行。特に男の子たちのテンションの上がり方がすごかった。テントって面白いですよね。外に簡易的な家ができたみたいで嬉しくなります。
男の子の異常なテンションについていけなかった子もたくさんいたので、別の場所ではビニールを広げる遊びをしました。
良い顔
最年少のAちゃん。ビニールがバサバサと動く下でにんまり。
こちらはまだテントに夢中。壁の向こうには敵がいるそうです。
木に走り上る
いつもはランタンに一つだけ灯すろうそくですが、今回は最後に一人ひとつずつろうそくを灯しました。丸く配置すると火の向こうにみんながいて面白いです。せっかくなので、6月がお誕生日だったR君のために誕生日の歌を歌いました。R君ラッキー!
最後に、突然でしたがお母さんにお願いして絵本を読んでいただきました。協力していただけて助かります!
お母さんが読む絵本にじっと聞き入るKちゃん。真剣でした。
今回は森の中にいろいろな道具を持ち込んでみました。森の中というのは非日常で、いきなり放り込まれてもどうやって遊べばいいかわからない子も多いと思います。こんな遊具もおもちゃも何もないところでどうやって遊ぶの?という感じです。
そこで、人工物を持ち込みました。見慣れた人工物が少しあることで森の中で遊ぶということのハードルが低くなるかなと思いました。いつかは子どもたちが自分で様々な遊びを見つけられるようになってほしいと思っています。そのためには子どもたちの中に遊びの種類を増やすことが必要です。そして何より、森の中って楽しい場所だなという印象を持って欲しいという思惑があります。うっそうとしていて、少し怖い、何もないように見える森。でも、よく知っていけば面白いものがたくさんある場所です。そんな場所を少しでも好きになってもらいたい。そのために、少しですが、こちらからも楽しい仕掛けを作っていきたいと思います。
今回も子どもたちの笑顔がきらきらの楽しい時間でした。よければまた、きらめきに遊びに来てくださいね。