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森のようちえん きらめき

大阪府和泉市で森のようちえんをつくろうとしたが、長男が拒否したため方針変更。 おうち森のようちえんを実践中

子どもって小さな楽しみを100万個並べたような世界に生きている

こんにちは。今日は「豊かさ」について思うことを書きます。私が森のようちえんを好きになったひとつの魅力に、じっくりと流れる時間の存在があります。何か特別に設定した保育をするわけでもなく、子どもがしたいようにすることを見守る。子どもの流れる時間って大人の私とはまるっきり違うんですよね。むしろ子どもには時間が存在しないと言った方が近いと感じます。そんな子どもの存在をまるまる受け入れていこうとしている森のようちえんを好きになりました。自然とともにある子どもの姿、それを見守る大人の姿を「豊か」だなと感じたんです。

森のようちえんを好きになって、オルタナティブ教育やスローライフミニマリスト、オーガニック食品などなど自然派な方向でいろいろと調べました。それらを夢中になって調べていたときは特に何を求めていたのかわかっていませんでしたが、今になって、私は「豊かさ」とは何か。みたいなものを探していたような気がします。自然に寄り添うことに豊かさを見出そうとしていたんです。でも、長男があまり自然に寄り添おうとないので、別の方向を模索していくことになりました。まあ、自然にこだわることだけが、豊かなわけではないと納得せざるを得ないわけです。

自分の好きなことを100個考える、実行する、超楽しい

たくさんの事柄を調べて、知って、考えて、結局結論は豊かさだってみんな違うということでした。食事はオーガニックじゃないと豊かじゃないという人もいれば、ジャンクフードのない生活はストレスの塊だという人もいる。モノをたくさんもつことを豊かじゃないという人もいて、モノを集めるのが生きがいという人もいる。だから結局、誰かの豊かさを知っても無駄だということがわかりました。

自分の中に豊かさの基準を持って、それを満たすように、いつも自分がご機嫌でいられるように生きる。自分がどうすれば、いつもご機嫌でいられるのかを知っていることが豊かさへの第一歩かなと思います。

私はお弁当が好きなので毎日お弁当を作っています。お弁当を包むバンダナは私の長年のお気に入りの品で、そのお気に入りのバンダナでお弁当をきゅっと包むその瞬間が好きです。卵焼きを作る工程もひとつひとつ好きです。卵を割って、菜箸でカチャカチャかき混ぜる感触、フライパンに注いだ瞬間にジューという音も好き。出来上がった卵焼きを包丁で切って、その断面を見るのが好きです。温かい飲み物を飲むのが好きで、新しい本を開くその瞬間の紙の手触りも好き。この書くという作業も好きで、言葉を選んでつなげるという作業も大好き。生活の一つひとつをていねいにふりかえると好きなことがたくさん散らばっていることに気づけます。


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あと、マイルールとして自分の好きなことのなかには人を利用しないことというのがあります。子どもが笑っていてくれるのが好きという方は割とたくさんいると思います。私もそのうちで、子どもが笑っていてくれたら大概のことはどうでもいいです。子どもの笑顔のためにいろんなことをがんばってしまいます。でも、それって子どもにとってはどうなのかとも思うんです。例えば、子どもたちのためにと時間をかけて凝った料理を作る。でも結局子どもはあまり食べなくて、作ったご飯ではなくアイスが食べたいと言い出す。というイライラしてしまう状況。「子どものため」あるあるですね。これは一見子どもの笑顔を見るのが好きでがんばっているようですが、子どもはそれを望んでいません。

「~のため」というのは聞こえはいいですが、相手が自分の望んだ反応をしてくれなければガッカリしてしまうという残念な状況です。それよりも、自分自身が食べたい料理を楽しんで作って、それだけですでに自分の中では大満足。子どもの前でおいしそうに食べていれば、そのうち子どもも一口ちょうだいと言ってきたりするんです。「~のため」となってしまうと、見返りを期待してしまいます。だから自分の好きなことの中に「~が○○するのが好き」とか相手のことは入れない。

まず自分のご機嫌をとる

まず自分をハッピーな状態に常においておくように努力する。そうすると、自分がハッピー、機嫌のいい自分を見て、子どももハッピーなんです。日常生活の中の小さな好きをたくさん見つけて、それを毎日ていねいに重ねていくことが豊かさなのではないかなと私は最近思っています。

私の推測ですが、長男の好きなことはゲームの電源を自分で入れる瞬間、アメを食べること、次男と奇声をあげながら裸足で走りまわること、ママに抱っこされながら眠ること。次男の好きなことは、ママのおっぱいを吸いながらママにくっつくこと、iPadの電源を入れて画面が光った瞬間を誰かに報告すること、お料理の真似をすること、お医者さんごっこをすること、アイスを自分で出してくること。

子どもたちのニコニコする様子を思い浮かべながら並べて書いていて、なんか泣きたくなりました。子どもって小さな楽しみを100万個並べたような世界に生きてます。そんな小さな楽しみを大人が奪わないように日々生活していけたら、それはその子にとって豊かな暮らしではないでしょうか。


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