森のようちえん きらめき

大阪府和泉市で森のようちえんをつくろうとしたが、長男が拒否したため方針変更。 おうち森のようちえんを実践中

NOということで自分を知って、自分をつくる

こんばんは。次男はもうすぐ2歳です。すぐにイヤイヤ言います。今日は「なぜ子どもは意思を持ち始めると最初にイヤイヤというのか」というお話をします。これは科学的なお話ではなく、私の感覚的なお話なのでご了承ください。結論からいうと物事に対して、イヤと、NOということは自分を形づくる中でとても大切な部分だからだと思います。

人から言われたことを何でも言う通りにする子どもがいます。聞き分けの良い子だな、優秀だなと思ってしまいがちです。でも何でも人の言う通りにするようになると、自分で考えなくなります。自分で考えなくなると、今自分が何をしたいのかわからなくなってしまいます。何が好きなのか、何が大切なのかわからなくなってしまう。自分がわからなくなってしまうんです。そうすると自分の意思のない人形、無気力な状態になってしまいかねません。自分の中の譲れない部分が何かを知るために、守るために、イヤという練習から始まるんじゃないかなと最近考えています。今、自分が何がしたいのか自分でわかっていて、それをできる状況にあるというのはとても満たされた状態です。
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満たされてる

例えば、今 食べたいものは何だろうと考えます。しっかりとゆっくり自分と話し合います。野菜だと思い当たる。野菜を調理して美味しく食べる。ああ、自分はこれが欲しかったんだ!と体に染み渡るのを感じる。何とも言えない充足感を味わいます。最高の気分です。自分の欲求を正確に理解して、そのように行動する。簡単なようで、大人にはなかなか難しいスキルです。

子どもはそれがとても得意です。したいことに忠実で、しかもすぐに行動する。彼らは最高です。そのまま大人になれたなら、最高に楽しい気持ちで生きていけます。 自分に正直に楽しそうに生きている大人は、やはりどこか子どもな部分をうまく持ち合わせている人です。そして、 それがそのまま人としての魅力なんです。魅力的な人物はNOが言えます。

だから、NOを口にすることは大切なことです。NOと言い、それを受け入れてくれる環境こそが子どもが自ら育つのを助けるのではないかと思います。

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ヘルプください!

今日はきらめき今年最後の活動でした。みかんと温かいお茶で、みんなでまったりお茶会をしました。ティータイムとかお茶会とかそういう余白を楽しんでますよという優雅な言葉のニュアンスが好きです。きらめきの活動は私の思い付きでできていて、昨日ふとお茶会がしたいと思い立ち、持ち物の用意の連絡を前日にLINEしたりしてみなさんを困らせることも多々あります。ですが、そんなきらめきの活動にめげずに参加してくれているみなさん、いつも本当にありがとうございます。私はきらめきに来て下さるみなさんのことが大好きです。来年も良ければ私の遊びに付き合ってください!
先日、人を頼って、助けられて、また次は自分が他の人を助けてあげる。それって素敵。むしろヘルプくれたら嬉しい!という文面を書きました。

<過去記事>「しなければならない」に負けない - 森のようちえん きらめき

本日、ヘルプいただきました!ありがとう!本当にありがとう!きらめきの活動場所まで車で乗せて行って欲しいとお願いされました。すごく嬉しかったです。諸事情あり、ぎりぎりな感じでしたが、何とか任務は遂行できました。ヘルプもらえると、自分のこと信頼してくれているんだなと感じることができます。頼ってもらえると迷惑より、むしろ嬉しい。私は嫌ならNOを言うことができます。そんな人間もいるということを覚えていてもらえると嬉しいです。何か困ったことがあったときの、ヘルプ先の選択肢のひとつになりたいといつも思っています。ついでに買い物してきてください、2時間程度の子ども見守り、私の家に遊びに来たい、お話し相手など私にヘルプ頼んでやってもいいという方はお気軽にご連絡ください。ヘルプください。

miraimikiki0201@gmail.com