森のようちえん きらめき

大阪府和泉市で森のようちえんをつくろうとしたが、長男が拒否したため方針変更。 おうち森のようちえんを実践中

子どもといえど、人との付き合い

今日は寒いねーと長男に言うと、寒いから一日おうちでいようかと的確な答えが返ってきました。彼は雪国に住んだら、リアルな冬ごもりを好むのだろうなと思いました。

 

子どもといえど、人との付き合い

最近は長男と私の話し合いの結果、一日2時間程度の外出が基本です。寒いし、家で画面とお付き合いするのが大好きな長男は一日家にいたいのですが、私は一日に一度は外に出たい。どちらかに完璧に合わすことはできません。2人とも我慢できませんから。お互いに完璧に合わす必要はありません。話し合うことが必要です。

 
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 私の意向に合わせて、長男はしぶしぶ出かけてくれます。しかし、その出発に至るまで、彼は大体3時間程度は画面の中で遊んでいます。私は午前中から活動するのが好きなのですが、彼に合わせて昼まで出発を我慢しています。どちらかの意見を頑なに通せば無理が出ます。だからお互いに譲れるラインというのを日々模索中です。そのための話し合いが毎日大変ですが、子ども相手といえど、そこは人との付き合いですからがんばります。

 

指示ばかりする人とは楽しく過ごせない

意識しないでいると、子どもにかける言葉が指示ばかりになっていることがあります。~した?という確認や、~してという指示、~してはいけないという禁止。思い返すとそのようなやりとりばかりになっている日というのがあります。何て面白みのない会話だろうと愕然とします。こんなことばかり言ってくる人と楽しくは過ごせません。

 

太陽の光がまぶしかったときに長男に「まぶしいね」というと「でもあったかいね」と返ってきました。なんだかいいなー君の言葉があったかいなと思いました。子どもが選ぶ言葉はその視点がおもしろくて、楽しいです。こちらからの一方的な言葉だけではなく、子どもの考えを聞けるような会話をできると、子どもとの時間がわくわくします。

 

クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンという言葉があります。YES、NOで答えられる質問がクローズドクエスチョン(閉じられた質問)、何が好きですかなど広い範囲で答えられる質問がオープンクエスチョン(開かれた質問)です。子どもにもオープンクエスチョンで問いかけるようにすると、話が盛り上がります。つい、択一で答えられるするか、しないかという質問をしてしまいがちですが、このような知識は知っておくとおもしろいです。会話に関する本が様々に売られているように、会話には一種のテクニックを活用すると広がりがあります。


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つい見逃してしまいがちな、子どものかわいい言葉を流さずにすくいとっておきたいです。しぶしぶ出かける長男ですが、行ったら行った気というやつで「イオン行ってー、がたんごとん広場いってーおもちゃ広場いってーほんやいく?」とノリノリで自分の行先を決めてずんずん進んでいきます。ただ腰が重いだけなんですよ。

 

子育ては自分育て

 先ほど意識しないと指示ばかりしていると話しましたが、もう一つ意識しないとつい忘れてしまいがちなことがあります。それは目を見るということ。私は私のしていることに一生懸命で子どもの話を目を見て聞かないことがよくあります。そのくせ、怒るときはバッチリ目を見て叱ってしまいます。子どもが気を引きたいときにいたずらをするのは、怒るときの方が私がしっかり向き合ってくれるからだなと思います。逆効果です。

 

楽しそうにしているときこそ、共有したいなと思います。目を見て話すは簡単に思えて、私にはなかなかハードル高いです。日々修行です。

 
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左は長男、右は姪