子どもは回り道の天才だ
1泊2日で長崎に旅行に行ってきました。飛行機のセールがあったので、特に長崎に行きたい理由はありませんでしたが、とにかく行こうと決めて行きました。ちなみに今もpeachのセールやってます。次は松山に行こうかと思います。気になる方は下からどうぞ。
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予定通りいかないと不安
私は旅行に行くときはあらかじめ、行先を決めて、そのルートに沿いながら行動するのが好きです。予定通りに動くのが基本的に好きなのです。でも子どもと一緒に行くと予定通りにはいきません。疲れてくると機嫌が悪くなるので、本当は行きたかったところを我慢することもあります。
今回は長崎県の波佐見町に行ってきました。調べたところ、焼き物の町で、おしゃれな食器がたくさんあって、雰囲気の良いカフェやレストランがあって、子どもたちが遊べそうな公園もあるという情報でした。移動が増えると子どもたちは疲れるので、小さな町の中でたくさん遊べそうなこの町に行ってきました。しかし、その町を訪れた水曜日、ほとんどのお店が定休日でした。がっかりしました。
早々にその町を立ち去り、どうしようかと思っていたら夫は時間があるから遠回りして行こうと提案してくれました。高速道路ではなく、地道を走って行くことにしたのです。しばらく行くと嬉野温泉の看板を発見しました。そして佐賀県の看板も。長崎県に遊びに来たつもりでしたが、うっかり佐賀県入りしていました。何かお得感です。
朝からもう帰りたいコールをしていた長男に、ダメもとで温泉入る?と聞くと「いーねー!」とノリノリ。意外にのってくれたので、観光協会に入って情報を聞きました。近くに良い露天風呂があると聞き、全く予定になかった露天風呂に行ってきました。結果から言うと、山の中の静かな温泉で、大当たりでした。
私は女の事情で温泉には入れず、外で待機していたのですが、それもまた良かったです。夫は子ども2人を露天風呂に入れていて大変だったのですが、私は旅行先で一人の時間を得るという最高の贅沢を楽しみました。風に揺れる森と、流れる川を眺めながら、部屋の中に差し込む日差しで暖を取り、コーヒーを飲む。最高のひと時を得ることがきました。
子どもは回り道の天才
私は予定調和を好んでしまう傾向があります。子どもとの生活でもそうです。予定通りにいかない、思い通りにいかないとイラッときます。
【過去記事】思い通りにいかないことがイラッとの正体 - 森のようちえん きらめき
でも今回のように行き当たりばったりが面白いことがたくさんあります。回り道は悪くありません。子どもは大人からみると無駄なことばかりして、回り道ばかりしています。子どもの行動を見ていると、もっとこうすれば効率が良いのにと思ってしまうことがたくさんあります。
たまたま入ったPAの景色が素晴らしかった
でも子どもはそんな回り道が楽しくて、予定通りにいかないぶっつけのチャレンジが面白いことを本能的に知っています。子どもは大人がなくしてしまった楽しみをいっぱい持っています。最初から子どもは全てを持っているそうです。大人になるうちに、偏見や常識や知識を得て、世界がどんどん自分がつくった小さな枠にはまっていってしまいます。私たち大人は、楽しみの限りを持っている子どもから学べることがたくさんあります
私も子どものように、わからないがわくわくになる、わからないことをああかもしれない、こうかもしれないとずっと考える楽しさを味わっていきたいと思います。私はすぐに答えを求めてしまう性質なので、わからないを楽しめる余白を持ちたいです。
空白には空白の面白さがあります。何も決まっていないわくわくがあります。私は先が見えていることに安心する気持ちがあります。でも予定されているということは本当に心から楽しいことなのかと考えます。子どもたちはどう変わっていくかわかりません。それを成長が楽しみだと言います。これから変わって行く姿、成長していく姿は予定されているものではなく、先がわからないから面白いのです。
私もずっと変わって、成長していきたいです。子どもたちと一緒にずっと変わっていく大人でありたいです。先がわかっているなんてつまらない。先のわからない自分を楽しめる、そんなかっこいい大人になろうと思った旅でした。
誰かにプレゼントしてみたい
今回、長崎の旅行のお土産屋さんで素敵な葉書を見つけました。すごく良いなと思ったので、誰にあげるでもなく、たくさん買いました。いつもこのブログを読んでくれる方に感謝の気持ちを込めて、この葉書をプレゼントしたいなと思います。
もし、欲しいという方がいらっしゃいましたら、メールください。心を込めてお送りします。
miraimikiki0201@gmail.com