森のようちえん きらめき

大阪府和泉市で森のようちえんをつくろうとしたが、長男が拒否したため方針変更。 おうち森のようちえんを実践中

長男、幼稚園に行って、すぐに卒業した話 その1

お久しぶりです。東(あずま)です。

4月から近所の公立幼稚園に通う予定だった長男。

4月いっぱいですぐに幼稚園を卒業されました。すげーはやー。

その経緯についてお話したいと思います。

 

4月前半 シールだけ貼ってゴキゲン登園

長男は新しい場所に緊張してしまうようなので

入園式は予想通りママから一歩も離れずでした。

 

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次の日から登園すると、先生がママとさよならしようかーという流れにもっていきます。

 

新しい人物、先生にモジモジとしていた長男ですが、この場面になると長男は「イヤ!ママとバイバイいや!」とはっきりと主張。

 

長男は何でも自分で決めることができます。

 

昨年10月に自分で幼稚園に行くと決めてから、一度も「やっぱり行かない」とは言いませんでした。彼は自分で決めることができます。彼が嫌だというなら、嫌なのです。行きたくなれば、自分からすっと離れていきます。

 

私は彼が自分で決めると信じていました。

だから私は嫌だと主張する長男を無理やり

幼稚園に置いてくる気はありませんでした。

 

私は先生にその旨を伝えると、先生は意外そうにしていましたが了承してくれました。絶対に置いて帰って下さいと言う園もあるでしょうから、子どものペースに理解のある園だと思いました。

 

出席ノートにシールだけ貼って、家に帰りました。すると、長男は「幼稚園行ったなー!シール貼ったなー!」と自慢気でした。

 

4月後半 伸びてきた園滞在時間に不満気

最初、泣きながらお母さんとお別れしていた子たちも徐々に園生活に慣れを見せ始めていました。

 

そんな中、長男はあいかわらずシールを貼って、帰るだけ。

 

本人はそれで幼稚園に行っているという満足感でいっぱいだったようです。

行きたくないという発言は一度もなかったので、

私は本人が満足していればそれでいいと思っていました。

 

しかし、先生側はそうはいきません。

なんとか園に慣れてもらいたいと思っています。

 

だからお母さんの付き添いありでいいので、

朝の体操だけでも見て行って下さいと

提案されます。

 

長男に伝えると「体操しない。帰る」

と言っていました。

 

長男は今より小さい頃から

体操やダンスの類はほぼしません。

私は経験上そういうだろうとは予想していました。

やらなくていいから、

見るだけという約束をします。

長男しぶしぶ見学。

 

体操終了。

 

園の子どもたちは

キャッキャッと笑い声をあげながら

運動場を走りまわって楽し気に体操していました。

 

私は親目線で、あー子どもたち楽しそうだなー

長男もやればいいのになー

幼稚園いいなーと思って、ほんわかしました。

 

しかし長男はいたって冷静。

「帰ろう」と一言でした。

 

見るだけの約束は守っただろうという態度です。

家に帰ってから長男は

「体操いややねんなー」と言っていました。

 

この日から今まで言うことのなかった

幼稚園への不満を口にするようになりました。

 

次の日、登園すると体操に加えて

朝の会への参加を先生に促されて、

しぶしぶ参加。もちろんママ付き添いです。

 

用意された自分の席に座って、

名前を呼ばれて返事をする、歌を歌う。

 

長男は自分の席にはしぶしぶ座るものの、

不満げな様子。

 

その後の制作やねんどは喜んでやっていました。

しかし、家に帰ると

「歌いややねんなー」と言っていました。

 

次の日、家を出る前に

「幼稚園行きたくないー」が始まりました。

 

前日のように、朝の会に出席しましたが、

もう自分の席には座りません。

ママの横から離れようとしません。

 

その日はお昼の給食まで参加しました。

ママ付き添いで。

ごはん自体は喜んで食べていました。

 

彼が感じた小さな違和感

 しかしそれまでに

長男には違和感がたくさんあったようです。

 

制作の時間。制作をしていない人は、

ねんどかブロックで遊びましょうという指示が

先生からありました。

 

どちらもあまり好きではない長男は

珍しく外で遊びたいと言いましたが、

外に出てはいけないと先生に注意されました。

 

お道具箱の中から、好きなハサミを取り出して、

紙を切ろうとしましたが紙がありません。

 

先生に紙をくださいと言い出せず

クレヨンを切ろうとしていました。

 

私はそれを見守っていましたが

先生がやってきて、

今はハサミを使う時間ではないから片付けようねと

言われ、没収されていました。

 

幼稚園には知っているお友だちも何人かいて

長男にかまいに来てくれて

楽しそうに遊ぶ場面も見られていました。

 

先生と一緒に楽しく遊ぶ場面もありました。

制限があることもあるけれど、

楽しい時間があると長男は知ったと思います。

 

 

しかし、長男は「幼稚園いきたくない」と言い続けました。

 

 

つづく。