森のようちえん きらめき お散歩会 4月12日
今回も良いお天気の下でお散歩会を開催できました。3歳のお友だちが幼稚園に通いだしたので、今回から人数が少なくなってしまって、寂しくなるかな?と心配していたのですが、新しいお友だちが来てくれたので賑やかに行うことができました。
今回はみんなにカゴを配って、自分の好きなものを集めてねと声をかけてスタートしました。子どもたちはカゴを大変気に入ってくれたようで、さっそく集め始めました。
たんぽぽが満開だったので、さっそくお花摘みがスタート。誰もお花を摘もうねと声をかけたわけではないけれど、たんぽぽ摘みが大流行。
初めてのお友だちともさっそく一緒に
お母さんお花をどうぞ
たんぽぽがカゴいっぱい
みーせーて
あれ?集めたお花はどこ?集めてもすぐに落としてしまいます
M君いっぱい集めたね!笑顔最高
池に到着すると、集めたお花はお水の中へ。水の中だと黄色が映えます
そして、落ちた花を木で釣り上げるという遊びに発展。子どもの発想は面白い
真剣にお花を釣り上げる
そこへマガモをおんぶしたアヒル登場。まさかの光景に子どもたちよりお母さんたちが大興奮。青空の下や開放感、自然との触れ合いに飢えているのは、大人の方かもしれないですね。
お散歩会では子どもたちのきらきらな笑顔はもちろんですが、お母さんたちの柔らかい表情が素敵だなと思うことがよくあります。自然と戯れる子どもの楽しそうな姿を見て、大人はさらに優しい気持ちになれるのではないかと思います。
毎度ワイルドな面を見せてくれるKちゃん。急な坂も一人で登れるようになりました。
一人で誰よりも遠くへ遊びに行って、面白い植物を発見して帰ってきてくれました。
坂を滑り台にして遊んでます。一人ひとりが好きなことを始めて、誰かの遊びが面白そうと思ったら、自分も真似して、みんなでやるともっと面白くて。そうして遊びは繋がっていきます。
お昼ごはんを食べた後、また好きに遊び始めます。私はいつも不思議に思います。子どもたちはいつも忙しそうだなと。笑
椅子に登ったり
階段を登ったり降りたり
壁にくっついたり
くすぐりあってみたり
隙間に入ってみたり
私たち大人のようにすべきことがない子どもたち。でもいつもいつも何かして遊んでいて、次から次へと止まることがなくて、その姿はとっても忙しそう。でも、とても楽しそう。私は子どもたちのそんな忙しそうな姿を見ているのが大好きです。
初めて来てくれたお母さんがきらめきに来てくれた理由をお話してくれました。最初は興味がなかったけれど、ブログを見て「見守る姿勢」に共感して頂けたとのことでした。「いつも子どもに怒ってばかりいる自分だけど、このお散歩会の間だけでも怒らないように意識しようと思って参加した」とお話を聞けて、とても嬉しく思いました。
お散歩会では「危ない、汚い、ダメ、早く」を使わないようにしましょうと伝えている私ですが、その言葉を使って怒ってしまうことがもちろん多々あります。でも、反省して、今度はもっと子どもの話に耳を傾けよう、口出しし過ぎないようにしよう、余裕を持って接するようにしようと意識します。
でもまた怒ってしまう。でも、もう一回意識する。何度でも繰り返し意識していくことで、親もまたレベルアップしていくと思います。このお散歩会がお母さんたちにとって、自分を振り返って子どもとの関わりを意識し直す機会になると本当に嬉しいです。
土と触れ合って
友だちと出会って
一緒に遊んで
子どもたちには今日も忙しそうに遊んで、笑っていて欲しいです。そんな環境を整えてあげるのが親ができる唯一のことかもしれません。
帰りの車の中で、Nちゃんがたんぽぽいっぱいのカゴを抱いたまま眠っていたという可愛いエピソードも教えて頂きました。その姿を見たお母さんはきっと優しい気持ちになったのだろうなと思います。大人にも子どもにもきらきらな時間が過ごせるお散歩会にしていきたいと思っています。
また、きらめきに遊びに来てくださいね。