森のようちえん きらめき お散歩会 3月17日
またまたとってもいいお天気で
春らしい日でした。
今回は親子8組、子ども11名で行いました。
まず、朝の会で絵本を読みました。
ちょうちょのお話を読んでいるときに
ちょうちょが飛んできてくれたので、
男の子たちはたまらず追いかけるというパプニング付き。
色々な春を探してねとルーペを配ると
みんな大喜び。観察しながらお散歩に出発!
観察しながらなので、それぞれのペースでゆっくり進む中、
この3人は観察もそこそこにお山へと走っていってしまいました。
「おーい!!」と遠くにいる友だちに呼びかけます。
外にいると大きい声がでて良い。
つくしを見つけて観察。
あるお母さんが「つくしが咲いているね」と声をかけていて
つくしは「咲いている」と表現することを思い出しました。
お母さんの丁寧な言葉かけが子どもたちの言葉をつくっていきます。
綺麗な日本語が子どもたちに伝わるといいですね。
R君はいつも良い棒を持っている
初参加のM君、積極的に活動していました
青空の下のお散歩は最高
つくし見せてー!
みんなで丸くなって観察。
ルーペでみると「大きくなったー!」と教えてくれました。
続いて、池に移動して今日も水をばしゃばしゃ。
池にはカモがいます。
カモは渡り鳥ですので、暖かくなったら
いなくなることに気づいてもらえたらと思っています。
季節の流れを感じてもらえれば嬉しいですね。
なぜか落ちていた釣竿でさっそく釣りに挑戦
ルーペでお水をすくって
ガンガン叩いて楽器にして
Rちゃんはルーペがとてもお気に入り。
魔法使いの杖に見立てて遊んでいました。
ルーペは最終的にスコップのようになったりして。
ルーペでたくさん遊べました。
子どもの想像力は見ていて本当に面白いです。
子育ての楽しみはこんなところにあります。
親は子どものすることを監視するのではなく
共感し、面白がる。
そうすれば、子どもはもっと面白いことをし始める。
そうして、子どもは創造力を
もっと伸ばしていくことができる。
そんなサイクルができれば、
毎日はきっと楽しいと思います。
お腹空いたとの声があったので
早いめにお昼ごはんになりました。
大まかな予定はありますが、子どもからの意見があれば
できるだけ取り入れて、柔軟にやっていくつもりです。
子どもたちには、自分の意見を言えるように
なってもらいたいです。
全てが思い通りにはいかないと思いますが
自分が意見を発する経験を積んでもらいたい。
このお散歩会も子どもたちあってのものです。
私は場所を提供しただけ。
つくっていくのは、
子どもとお母さんたちだと考えています。
こうしたい、ああしたい。
お母さんたちは、子どもの声を私に教えてください。
そして、できれば子どもたちに
私に意見を言いに行くように促してください。
まずは自分の意見を言えるような雰囲気をつくりたいです。
ご飯の後、坂を走り降りる遊びが始まりました。
転けたら危ないから、坂では走ってはダメ!と
言いたくなる場面でした。
ぐっとこらえて見守ると、
坂の終わりにはスピードを緩めて
みんな自分なりに加減して
走り降りているようでした。
子どもにも加減はあるようですが
大人と感覚が違います。
なので、大人はどうしても先回りして注意し、
危険を回避させようとしてしまいます。
それが必要な場面ももちろんあるのですが
大人が先回りばかりしてしまうと
子どもが自分で気づき、学ぶ機会を
奪うことになっていることにも
親は気づかなくてはいけません。
1歳のC君は坂を上までは登らず
ちょっとだけ登って走り降りてきました。
自分の感覚でどこまで登るかも決めてます。
Mちゃんは坂を転がりたかったらしい
走る
走る
走り降りる子どもたちは楽しそうでした。
みんなが走り降りる坂で、Rちゃんは棒遊び。
自分の遊びがあるのはとても良いです
重なり合って、ちょっと休憩
ハイハイ怪獣もいっぱいいました
たくさん遊んで
12時に終わりの会をしました。
絵本はてんてんてん
てんとうむしの点や
かたつむりのうずを指でなぞると
さらに面白い本ですね。
今回はルーペで
観察しながらのお散歩ということで
歩みがゆっくりでした。
歩いた距離は短かったですが
長く歩くのがお散歩ではありません。
どんなことを感じたか。大切だと思っています。
今回も子どもたちの笑顔がきらきらな時間でした。
暖かくなってきて、さらに活動的な季節です。
桜も咲き始めて、黒鳥山公園はこれから
さらに綺麗になります。
また、きらめきに遊びにきてくださいね!